バイアグラの併用注意
バイアグラの併用注意
- チトクロームP450 3A4阻害薬
- 例: リトナビル、ニルマトレルビル・リトナビル、ダルナビル、エリスロマイシン、シメチジン、ケトコナゾール、イトラコナゾール、エンシトレルビル フマル酸
- 注意点: 併用により本剤の血漿中濃度が上昇し、リトナビル、エリスロマイシン、シメチジンとの併用ではそれぞれCmaxが3.9倍、2.6倍、1.5倍に増加し、AUCが10.5倍、2.8倍、1.6倍に増加した。
- 対策: 低用量(25mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること。
- チトクロームP450 3A4誘導薬
- 例: ボセンタン、リファンピシン
- 注意点: 本剤の血漿中濃度が低下する。
- 理由: 代謝酵素誘導によるクリアランスの増加。
- 降圧剤
- 例: アムロジピン等
- 注意点: 降圧作用が増強することがある。
- 理由: 本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため。
- α遮断剤
- 例: ドキサゾシン等
- 注意点: めまい等の自覚症状を伴う血圧低下を来すことがある。
- 対策: 低用量(25mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること。
- カルペリチド
- 注意点: 併用により降圧作用が増強する恐れがある。
- 理由: 本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため。