バイアグラの併用禁忌
バイアグラの併用禁忌
- 硝酸剤及びNO供与剤
- 例: ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル
- 理由: 併用により降圧作用が増強される可能性がある。NOはcGMPの産生を刺激し、本剤はcGMPの分解を抑制するため、両剤の併用によりcGMPが増大し、NOの降圧作用が増強する。
- アミオダロン塩酸塩(経口剤)
- 例: アンカロン
- 理由: アミオダロン塩酸塩によるQTc延長作用が増強する恐れがある。機序は不明だが、類薬とアミオダロン塩酸塩の併用によりQTc延長が報告されている。
- sGC刺激剤
- 例: リオシグアト(アデムパス)
- 理由: 併用により症候性低血圧を起こす可能性がある。リオシグアト投与によりcGMP濃度が増加し、本剤はcGMPの分解を抑制するため、両剤の併用によりcGMPの細胞内濃度が増大し、全身血圧に相加的な影響を及ぼす恐れがある。
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バイアグラの副作用 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 循環器系 1%以上: 血管拡張(ほてり、潮紅)(5.78%) 0.1〜1%未満: 胸痛、動悸、頻脈 0.1%未満: 高血圧、不整脈、不完全右脚ブロック、末梢性浮腫 頻度不明: 心筋梗塞注)、低血圧、失神 精神・神経系 1%以上: 頭痛(3.87%) 0.1〜1%未満: めまい、傾眠、昏迷 0.1%未満: 異常感覚、下肢痙攣、記憶力低下、興奮、緊張亢進、錯乱、思考異常、神経炎、神経過敏、神経症、不安、不眠症、無気力 肝臓 0.1〜1%未満: AST増加 0.1%未満: ALT増加、LAP上昇、LDH増加、血中トリグリセリド増加、γ-GTP増加、血清リン脂質上昇、血中アミラーゼ増加、血中アルブミン減少、血中ビリルビン増加、総蛋白減少 消化器系 0.1〜1%未満: 悪心、胃腸障害、口渇、消化不良、腹痛 0.1%未満: おくび、胃炎、胃不快感、下痢、口唇乾燥、舌障害、白舌、腹部膨満、便秘、嘔吐、嚥下障害 泌尿・生殖器系 0.1%未満: 陰茎痛、射精障害、朝立ちの延長、半勃起持続 頻度不明: 勃起の延長、持続勃起、尿路感染、前立腺疾患 呼吸器系 0.1〜1%未満: 鼻炎 0.1%未満: 呼吸障害、鼻閉、咽頭炎、喘息 頻度不明: 鼻出血、気道感染症、副鼻腔炎 筋・骨格系 0.1〜1%未満: 関節痛、筋肉痛 0.1%未満: 骨痛、背部痛 皮膚 0.1〜1%未満: 発疹 0.1%未満: そう痒症、眼瞼そう痒症、脱毛症、男性型多毛症、発汗、皮膚乾燥、皮膚障害、紅斑… - 77
併用禁忌薬 理由 一酸化窒素供与剤(NO供与剤) バイアグラは一酸化窒素を増加させて勃起を助けるため、NO供与剤(ニトログリセリン、イソソルビドディニトレートなど)との併用は極端な血圧低下を引き起こし、命にかかわる危険があります。 アルファ遮断薬 アルファ遮断薬(プラゾシン、ドキサゾシンなど)との併用は低血圧を引き起こす可能性があるため、慎重に行われる必要があります。 シメチジン シメチジンは胃酸を減少させる薬で、バイアグラの効果を増強する可能性があるため、併用は注意が必要です。 ケトコナゾール、イタコナゾールなどの抗真菌薬 これらの薬物はバイアグラの代謝を妨げ、バイアグラの血中濃度を増加させることがあるため、併用には医師の指導が必要です。 リトナビル、インディナビルなどのHIVプロテアーゼ阻害薬 これらの薬物もバイアグラの代謝を妨げ、バイアグラの血中濃度を増加させる可能性があるため、併用時は慎重に管理される必要があります。 注意事項: バイアグラを服用する前に、医師および薬剤師の指示に従い、他の薬物との併用について十分な情報を提供してもらいましょう。また、既存の健康状態や医薬品アレルギーについても医師に伝えることが重要です。 - 73
バイアグラの用法及び用量 通常、成人には1日1回シルデナフィルとして25mg〜50mgを性行為の約1時間前に経口投与する。 高齢者(65歳以上)、肝障害のある患者、および重度の腎障害(Ccr<30mL/min)のある患者については、25mgを開始用量とする。 1日の投与は1回とし、投与間隔は24時間以上とする。 用法及び用量に関連する注意 食事と共に本剤を投与すると、空腹時に比べて効果発現時間が遅れることがある。 重要な基本的注意 心血管系の注意 性行為は心臓へのリスクを伴うため、勃起不全の治療を開始する前に心血管系の状態に注意を払う。 持続勃起のリスク 4時間以上の勃起の延長または持続勃起(6時間以上持続する痛みを伴う勃起)の報告がある。勃起が4時間以上続く場合は、直ちに医師の診断を受けるよう指導する。 めまいや視覚障害 臨床試験でめまいや視覚障害が認められているため、自動車の運転や機械の操作時には注意させる。 視力低下のリスク 投与後に急激な視力低下または急激な視力喪失が現れた場合、本剤の服用を中止し、速やかに眼科専門医の診察を受けるよう指導する。 - 72
バイアグラの併用注意 チトクロームP450 3A4阻害薬 例: リトナビル、ニルマトレルビル・リトナビル、ダルナビル、エリスロマイシン、シメチジン、ケトコナゾール、イトラコナゾール、エンシトレルビル フマル酸 注意点: 併用により本剤の血漿中濃度が上昇し、リトナビル、エリスロマイシン、シメチジンとの併用ではそれぞれCmaxが3.9倍、2.6倍、1.5倍に増加し、AUCが10.5倍、2.8倍、1.6倍に増加した。 対策: 低用量(25mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること。 チトクロームP450 3A4誘導薬 例: ボセンタン、リファンピシン 注意点: 本剤の血漿中濃度が低下する。 理由: 代謝酵素誘導によるクリアランスの増加。 降圧剤 例: アムロジピン等 注意点: 降圧作用が増強することがある。 理由: 本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため。 α遮断剤 例: ドキサゾシン等 注意点: めまい等の自覚症状を伴う血圧低下を来すことがある。 対策: 低用量(25mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること。 カルペリチド 注意点: 併用により降圧作用が増強する恐れがある。 理由: 本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため。