バイアグラの用法及び用量、関連する注意
バイアグラの用法及び用量
- 通常、成人には1日1回シルデナフィルとして25mg〜50mgを性行為の約1時間前に経口投与する。
- 高齢者(65歳以上)、肝障害のある患者、および重度の腎障害(Ccr<30mL/min)のある患者については、25mgを開始用量とする。
- 1日の投与は1回とし、投与間隔は24時間以上とする。
用法及び用量に関連する注意
- 食事と共に本剤を投与すると、空腹時に比べて効果発現時間が遅れることがある。
重要な基本的注意
- 心血管系の注意
- 性行為は心臓へのリスクを伴うため、勃起不全の治療を開始する前に心血管系の状態に注意を払う。
- 持続勃起のリスク
- 4時間以上の勃起の延長または持続勃起(6時間以上持続する痛みを伴う勃起)の報告がある。勃起が4時間以上続く場合は、直ちに医師の診断を受けるよう指導する。
- めまいや視覚障害
- 臨床試験でめまいや視覚障害が認められているため、自動車の運転や機械の操作時には注意させる。
- 視力低下のリスク
- 投与後に急激な視力低下または急激な視力喪失が現れた場合、本剤の服用を中止し、速やかに眼科専門医の診察を受けるよう指導する。